先日、照明メーカーのディクラッセさんに行って参りました。
その取り扱い照明はほとんどが自社オリジナルデザイン・生産となります。
プロダクトデザインを知る事で、インテリアも深みが増しますので、ディクラッセさんの温かみのある世界観を知るべくショールームにお邪魔してきました。
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このブログを観てくださっている方や、インテリアやデザインが大好きな方は一度は見たことがあるのではないでしょうか?
【エトワール】
真鍮で星の形を象ったペンダントライト。
カラーパターンは2通りあり、クリアタイプの折々から屈折される陰影はとても美しく、乳白色のほんわりとした存在感は、ワンルームからリビング・子供部屋・玄関など、様々な空間の主役となります。昨年、小さなサイズも展開されたので必見です。
実は目にしたことはあるけれどどこのメーカーか存じなかった方、結構いるのでは。
余談ですがわたしは絵師さん、イラストレーター、つまりイラスト、サブカルチャー大好き人間なのですが、結構イラスト背景などにおいて、この照明からインスピレーション受けてる方、いる気がします。
こちらも目にしたことがある方、多いのでは?とおもいます。
【Natureシリーズ】
サロンさんや、飲食店さんでも見かけることがあるかと思います。(余談ですがわたしが通っているヘアサロンでも使われておりました。)
照明の光で木漏れ日をデザインした自然モチーフの照明シリーズです。
こちらの照明は、一番良い木漏れ日の再現、映し出される影のバランスを作り出すのでものすごく時間がかかったそうです。
光そのものというよりも、影でデザイン・楽しむタイプの照明ですね。
ちなみにこのタイプの照明、自分で組み立てるのが大変そう、と思われますが、葉の組み合わせなどは出来上がっているので、パッケージを開けたらばフレームに引っ掛け軽く整えれば完成ですのでご安心ください。
ディクラッセさんの中ではシンプルなフォルムです。
コンセプトはキッチンを楽しく心地よく。フライパンをモチーフにしたライトとの事でした。素材感がほうろうの様で素朴な味わいです。
ペンダントコードの根本はウォールナットを使用しているので無機質×自然の掛け合わせが空間に馴染みやすくなっている印象でした。
シンプルなものほど、画像では伝わらない感覚がありますので、是非実物をみていただくことをお勧めします。
ライトは備え付けられているLED。こちらは10年以上は使用できますので交換の必要がありません。
多灯使いでもいいですね。
ディクラッセ様の会社の歴史は、元々真鍮を扱っている町工場からのスタートとの事でした。
エトワールもそうですが、ディクラッセ様でデザインされている照明の数々に真鍮が使用されているのはその会社の歴史があってのことだったのですね。
照明のデザインは社長ご自身でされているそうです。
今回書きました記事内容以外にも、フランスの大きなツバの帽子を手で押さえているシルエットからインスピレーションを受けた照明や、ドラムの破棄されていくシンバルを使用した照明、地方とコラボレーションしたものなどたくさんありました。真鍮・照明デザインを軸に、環境にも配慮したサスティナブルな観点で展開される商品開発など、また別記事でアップできればと思います。
こちらのショールームは6畳程度のフィッティングルームもあり、
気になる照明を個室で実際にどれぐらいの光量なのか確認することもできます。
ご依頼者様と行ける日を楽しみにしております。
何はともあれ
その町工場からの始まりのお話と、地域猫さんとお会いできたことで
台東区の下町情緒に触れることもできました。
インテリアコーディネーター|yuko
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